猫に危険なトラバサミとは!?被害を無くすためにできること | ミシェルクラブ

猫に危険なトラバサミとは!?被害を無くすためにできること

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何かを叫んでいる猫 action!

 

愛らしい猫ちゃんたちは、とても大切な存在。

近年、猫への虐待(ぎゃくたい)事件が後を絶たず、深刻な問題のひとつが危険性の高いトラバサミの使用です。

トラバサミとは、動物の足や首を捕獲(ほかく)するために使用される金属製の罠(わな)の名称。

捕獲の威力は強く、猫だけでなく、犬、キツネ、タヌキなどの野生動物も被害にあっています。

また、設置されたトラバサミは、子供や高齢者など、人間にとっても危険なのです。

こんなあなたに読んでほしい
  • トラバサミによる動物への虐待を知らなかった
  • 罪のない猫や動物の犠牲を減らしたい
  • 動物に興味がないが、人間にも危険なトラバサミの使用に反対
  • 一人ひとりの行動で世の中を変えたい

あまり関わりたくない重たい問題かもしれません。

しかし、あなたのほんの数分の行動で救える動物たちがいるとしたら、できることをやってみませんか。

↓目次から気になる項目にとべます。

(おすすめは、「4.私たち一人ひとりができること」)

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猫に危険なトラバサミとは

トラバサミのイラスト

猫に危険なトラバサミとは、動物の足や首を捕獲(ほかく)するために使用される金属製の罠(わな)のこと。

農作物を動物の被害から守るために使用されることもありますが、トラバサミの残虐性(ざんぎゃくせい)や動物福祉の観点は配慮されていないと思われます。

トラバサミは、山林や河川敷などに仕掛けられていることが確認されていますが、猫だけでなく人間を含む全ての動物にとって危険です。

トラバサミの恐ろしさと問題点

口を開けるハチワレ猫

トラバサミの恐ろしさと問題点を知れば、使用禁止を求める声は増えるでしょう。

トラバサミの恐ろしさと問題点
  • 動物に深刻な苦痛を与え、人間にも危険
  • 法規制が不十分なため誰でも購入できる

動物に深刻な苦痛を与え人間にも危険

トラバサミは動物の足に強い痛みを与え、骨折や脱臼(だっきゅう)、さらには死に至らしめる場合もあります。

トラバサミに挟まれた動物は、恐怖と痛みでパニック状態になり、自分の足を噛みちぎってしまうことも。

足を噛みちぎり逃げた後に、生き絶えた野生動物も発見されているのです。

どれほどの痛みと苦しさだったでしょう…。

トラバサミの使用は動物への虐待行為となり法律で禁止されています。

また、設置されたトラバサミは、子供や高齢者など、人間にとっても危険です。

トラバサミの被害例
  • 2023年3月三重県伊賀市…野良猫がトラバサミに挟まり保護されたが、足の切断手術を受けた
  • 2023年9月東京都足立区の荒川河川敷でトラバサミに挟まったシニア猫が発見された(他にも動物の亡骸を発見)
  • 足のない地域猫が多く見つかり、トラバサミの設置が発見される事件が全国で何件も発生している

これはほんの一部であり、トラバサミによる被害例は報告されているだけでもたくさん見つかっています。

法規制が不十分なため誰でも購入できる

2007年に日本では鳥獣保護法(ちょうじゅうほごほう)が改正され、狩猟(しゅりょう)目的でのトラバサミの使用は禁止されました。

しかし、実際には違法使用が横行(おうこう)していたり、市町村によっては特定の条件を満たせば使用許可がおりたり、と法規制が十分とは言えません。

現状では、ホームセンターやネット販売で購入が可能。

トラバサミによる被害を無くすためには、販売者への罰則など法規制の強化が必要です。

トラバサミ被害を無くすため必要なこと

捕まったイノシシのイラスト

トラバサミ被害を無くすために必要なことを知ってください!

トラバサミの被害を無くすには
  • 動物虐待の目撃情報を積極的に通報する
  • 動物虐待防止法(正式名称「動物の愛護及び管理に関する法律」)の教育を充実させる
  • トラバサミの販売、使用、所持を禁止する法律を制定する

動物虐待や被害を目撃したら、すぐに警察や動物愛護団体に通報しましょう。

可能ニャら少しでも早く病院に連れてあげてほしいニャ。

正しい被害状況をSNSで拡散したり、ご家庭で子供たちにお話ししたりして広めることが虐待を無くす近道です。

広く認知されれば、動物虐待防止法の教育強化も期待できるし、トラバサミの法律規制の強化にもつながります。

私たち一人ひとりができること

優しい地球のイラスト

トラバサミによる被害を無くすため、私たち一人ひとりができることがあります。

一人ひとりができること
  • トラバサミの使用、販売禁止を求める署名活動に参加する
  • 猫虐待防止に関する情報の拡散
  • 販売しているホームセンターなどに販売停止の意見書を出す
  • 政治家に働きかける

トラバサミの使用、販売禁止を求める署名活動に参加する

トラバサミ禁止を求める署名活動は、トラバサミ被害を無くすための重要な取り組みです。

多くの人の声が集まれば、政治が動き出す可能性が高まります。

現在有効なオンライン署名はこちら

・Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)

「危険⚠️無差別で残虐な罠トラバサミの使用/販売禁止と厳罰化を求めます!」

あなたの声がチカラになります
危険⚠️無差別で残虐な罠トラバサミの使用/販売禁止と厳罰化を求めます!

こちらはチェンジ・ドット・オーグの署名で、すでに多くの方が署名やSNSで拡散していて、信用できる内容です。

ただし、オンライン上で署名をすると、支援金を募るページが出てきます。この支援金はトラバサミの署名に関する直接的な支援ではなく、チェンジ・ドット・オーグのサイトを支援するものなので無理に支援する必要はありません。

署名の賛同と更なる拡散が効果的ですよ。

猫虐待防止に関する情報の拡散

猫虐待防止に関する情報を拡散し、まだ知らない人に知ってもらうことがとても大事。

オンライン署名の情報など、SNSやブログで共有したり、チラシを配布したりすることで賛同者を増やしていきましょう。

前述の署名も多くの方がInstagramやX(旧ツイッター)で拡散したり、保護猫カフェにチラシを置かせてもらったりしているのです。

販売しているホームセンターなどに販売停止の意見書を出す

ホームセンターやネット上のショップなどに意見書を出すのは効果的です

店舗型のお店なら、意見箱を設置しているお店が多いですよ。

トラバサミの使用が法律で禁止されていること、誰でも購入できるため被害が無くならないことなどを伝えてみましょう。

こんな残虐な罠が今もお店で誰でも買えるなんて本当にショックでした!

政治家に働きかける

政治家に働きかけることで、トラバサミ規制の強化や販売規制の必要性を訴えられます。

地域の候補者に選挙の際に質問したり、手紙を書いたりして、自分の意見を伝えてみませんか。

市民の意見が多いと政治家は関心を持つので、署名活動と並行して行うとより効果的です。

猫に危険なトラバサミとは!?のまとめ

表情の悪いハチワレ猫と黒猫
  • 危険なトラバサミとは、動物の足や首を捕獲するために使用される金属製の罠で、近年では法律で使用が禁止されている
  • トラバサミは、動物に残虐で深刻な苦痛を与えるだけでなく子供やお年寄り、人間にも危険
  • トラバサミ法規制が不十分なため、特定の条件を満たせば使用許可がおりることから、ホームセンターやネット販売などで誰でも購入できてしまう
  • 危険なトラバサミなくすためには、残虐性や危険性を広く知ってもらい、販売者への罰則など法規制を強化する必要がある
  • 私たち一人ひとりができることは、署名活動や情報の拡散販売店や政治家への働きかけなど手段はいくつもある

トラバサミの被害はとても身近で深刻な問題です。

地域猫、飼い猫はもちろん野生動物にも理不尽で残虐な被害にあってほしくありません。

この記事を読んでくれたあなたが、あなたにできる行動をしてくれる嬉しいです!

現在有効なオンライン署名はこちら

・Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)

「危険⚠️無差別で残虐な罠トラバサミの使用/販売禁止と厳罰化を求めます!」

あなたの声がチカラになります
危険⚠️無差別で残虐な罠トラバサミの使用/販売禁止と厳罰化を求めます!

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